熱強化はガラスの元素の組成を変えませんが、ガラスの状態と動きを変えるだけです。化学強化はガラスの元素の組成を変えます。
処理温度:熱強化は600℃～700℃（ガラスの軟化点に近い温度）で行われます。
化学強化は400℃～450℃の温度で行われます。
処理原理:熱的に焼き戻されたものは焼き入れされ、内部に圧縮応力が形成されます。
化学強化とはカリウムやナトリウムイオンの置換＋冷却で、さらに圧縮応力です。
加工厚さ：化学強化0.15mm～50mm。
熱強化:3mm〜35mm。
中心応力:熱強化ガラスは90Mpa～140Mpa、化学強化ガラスは450Mpa～650Mpaです。
断片化状態:熱強化ガラスは特殊です。
化学強化ガラスをブロック化したものです。
耐衝撃性:熱強化ガラスの厚さ ≥ 6 mm には利点があります。
化学強化ガラス <6mm の利点。
曲げ強度：熱強化よりも化学強化の方が高い。
光学特性:化学強化は熱強化よりも優れています。
表面の平坦度：化学強化は熱強化よりも優れています。